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IHコンロはエコなのか?

私は1年前(2007年)に新築一戸建てを建てました。当時からオール電化がオシャレって感じでした。 住宅メーカーは、特にどちらを薦めるわけでもなく、私達が自由に決められるとの事でした。
また、妻は特に拘りが無かったものですから、私がどちらが良いか調べて判断することとしました。
検討内容が多く、読まない方もいらっしゃると思いますので、結果から書きます。

コンロと給湯器は都市ガスでそのほかは電気

というミックス型住宅と言うのでしょうか、 一般的な結果となりました。 この結果が全てではなく、各家庭の事情等があると思いますので、参考程度にしてください。

検討について

最初に、「床暖房」はありませんので比較対象外です。
また、暖房については「エアコン」と「石油ファンヒーター」の併用(どちらか一方)のスタイルなので、 オール電化化の検討対象は代表的存在の「IHコンロ」「給湯器」について検討しました。

給湯器については「給湯器は電気か?ガスか?

コンロを検討

ここでは「IHコンロ」についてご紹介します。
ガス寄りの結果に見えると思いますが、ガス寄りの結果に書いたのではなく、 この結果を元に我が家ではガスを選んでいます。

検討の内容は、メンテナンス、使い勝手、導入コスト、ランニングコスト、環境への影響、その他です。

IHコンロ

IHコンロのメリットは
  • 火が無いから火災の心配が無い(安全)
  • 平らなので掃除が楽(メンテナンス)
  • お湯を沸かしておくからいつでもすぐ使える(使い勝手)
  • お湯を沸かすのが早い(使い勝手)
  • ガス漏れがない(安全)
  • 夏の料理が楽(使い勝手)
デメリットは
  • 器具が限られる。アルミや土鍋、ガラスなどは使えず、底の形によって使えないものがある(導入コスト)
  • 器具の底はヒーター設置部が高温で他と温度差があり、焼きムラが出来る場合がある(使い勝手)
  • ヒーターから外すと温度が下がるため、鍋やフライパンが振れない。楽しくない(使い勝手)
  • 上昇気流が弱く、通常の換気扇では水蒸気や油が排気できない(使い勝手)
  • 強い電磁波が出ているようだ(その他)
  • 停電になると使えない(使い勝手)
  • コンロ本体が高い(導入コスト)
でした。

ガスコンロ

ガスコンロのメリットは
  • 火力が強い
  • 料理が美味しい
  • コンロ本体は安い
  • 停電でも大丈夫
  • 器具が自由に使える
デメリットは
  • 掃除が大変面倒
  • 火が危険
  • ガスが危険
  • 夏の料理が暑くてかなわん
  • プロパンは高い(都市ガスは安い)
まぁ、IHとガスのメリット、デメリットは逆の関係ですね。

まとめると、IHコンロは導入コストは高いが使い勝手と安全面を考えると優位。 IH、ガス共に使い勝手は良い面と悪い面がありますが、慣れてしまいそう。
ここまでの評価では、IHコンロに軍配が上がりました。
普通のこの辺まで調べて導入する方が多いようですが、さらに調べました。

さらに調べました

火、ガスの危険性について

人間と他の動物の違いの1つ「火を使う」ですが、ガスコンロでの火の 安全性について調べました。

まず、火があると危険かどうかですが、火は危険です。火傷や火事になります。 みんな分かっていますし常識です。
IHコンロが火傷や火事が無いか調べたところ、火傷・火事が起こっていますので 可能性は0ではありませんが、起こりにくいと言うのは確かです。
東京ガス:IH火災の危険性
こちらはIHのライバルのガス会社の調査なので、その辺を考慮して見て下さい。
国民生活センター:グリル火災
IHコンロがのグリル火災実験があります。
稀な使い方ですが、可能性はあるようです。

逆にIHコンロは、火が見えないため危険さを感じないことがあり、 使い方の間違いや器具本体のトラブル等でのトラブルが急増していると言われています。
お子さんが料理をする場合、火が無いことが常識になるため、火の使い方が出来なくなります。 こたつの上で焚き火をするようなこともあるかも知れません。
またお年寄りに安全とのセールストークがありますが、火があっても無くても 使い方を間違える可能性を考えると、どちらとも言えないと思います。
安全だからと言ってIHコンロの付近に燃えるものを置いてませんか?

以上のことから、
IHコンロは安全ではあるが、人間的に鈍くなることが予想され 子供の教育や色々考えると、多少危険でもガスの方が良いのかなと思えました。

メンテナンスについて

IHコンロは表面が平らなので拭くだけでお掃除が出来ます。ガスコンロでは有り得ないで手軽さです。
これはIHコンロ文句なし圧勝、と思いきや1度だけ反撃したのです。

それは換気扇

ガスは煙が出ます。上昇気流に乗って換気扇から排出されるため、換気扇は必須です。
しかしIHは炎が無いため上昇気流が少なく、換気扇は汚れませんが部屋全体が油っぽく なるようです。換気扇を強力なものに変更する必要がありそうです。

ガスの換気扇は油汚れはひどいので、メンテナンスを考えるとIHに軍配が上がります。

使い勝手

まずはIH。夏の料理が楽です。汗だくにならない。 火が無いから当たり前ですね。あとお湯が早く沸くのは便利です。
逆に器具がIH用に限られてしまうところは不便だなと思いました。
器具の底が歪んでいるものは温度センサーが正常に動かず危険な場合があるようです。 (こういう不適用な使用での事故が多いかも?)
またIH実演では、焼きムラが出来ていました。後で調べたら器具の底はヒーター設置部 とそれ以外のところで温度差がることが原因のようです。実演者が下手だったのかも知れませんね。
ヒーター部から下ろすと、温度が下がるため安全なのですが、フライパンを振れなかったり 微妙な温度調節や余熱を使うことが難しいです。慣れれば出来そうですが、 お料理が楽しくないかなって感じがしました。

停電になると使えないってのはその通りですが、ガスでも電気はつかない換気扇は動かないで 料理出来るかどうかって言われると、出来ないような気がします。お湯くらいは沸かせるでしょうが。

これは好みだけの問題だと思いますが、 料理が好きなのでガスが優勢かな。

料理の美味しさ

一般的に言われるのは、「料理は火=ガス」ですね。
IHもガスも良く実演していますね。IHはIHの得意料理、ガスはガスの得意料理を 実演していることが多いので、美味しく感じてしまいますが、全体的に ガスのほうが料理って感じの味はしますよね。
個人的にはIHもガスも普通に許せる範囲でした、普通に美味しいし。 お店でも業務用IHを使用している所もありますが、アレは業務用IHなので家庭での IHは若干火力が落ちるため、お店のようには美味しく出来ないとの情報も。
火力に関しては、IHはガスに劣るところもありますので、火力を使う料理の代表の チャーハンではガスが良いです。

これは互角です。

導入コスト

IHはコンロ本体が高いです。 また調理器具も買い換え必要があり、換気扇も変える必要が あるので初期費用は高額になります。 IHのコンロは人気があるせいか定価はともかく割引率が 低いです。その点ガスは割引率が高く、半額くらいで買うことが出来ます。
金額だけで考えると、ガスになります。

ランニングコスト

ランニングコストは、コンロ本体の償却や交換は考えないものとします。 なので、比較するのは、コンロに掛かる電気代かガス代かってところになります。
ガスはプロパンと都市ガスの2種がありますが、 プロパンガスとIHを比較すると、明らかにIHは安いです。
しかし都市ガスとIHを比較すると、殆ど変わりませんでした。
私の家でもどちらかを選ぶことが出来たので都市ガスにしましたが プロパンしか選べないようなら、IHが有利です。
『節約術!!ガス料金見直してみませんか?』

環境への影響

これは案外、軽視される方は多いです。 営業さんはIHは環境にやさしいと言ってました。IH営業さんは売るのが必死なようです。

まずIHで使われる電気ですが、電気は発電所で発電され家庭まで送電されます。 発電は火力発電が約76%ですが、環境負荷の大きいものです。
この発電効率は40%くらいです。ここで100あったものが40になります。 次に送電線で家庭まで送られます。ここでのロスは5%くらいです。

100×0.4=40
40−5%=38
となりますので、100のエネルギーが家庭では38になります。 IHコンロから鍋に伝わる効率は80%くらいといわれているので 38×80%=約30くらいになります。

ガスでは製造、輸送のロスは殆どだそうです。 これにガスコンロの効率が約56%ですので 100×56%=56 となります。
効率を考えると、IHよりガスの方が2倍良いと言えます。

次にCO2排出量
IHは燃焼させないのでCO2が発生しません。
ガスは燃焼させますのでCO2が発生します。
しかし、これは家庭でのことで、発電所ではCO2が発生しています。
上記のロスを考えた場合
家庭に100の電気又はガスを届けようとすると、電気ロス含むと330の電気が必要。 ガスは100届けようとすると、200のガスが必要になります。 これをCO2に換算すると、電気はガスより1.4倍のCO2排出量となるそうです。

環境負荷を考えると、ガスの方に軍配が上がりました。

その他

良く言われている電磁波、これは正直良くわかりません。 電磁波はIHコンロだけではなく、電子レンジや携帯、その他の家電から出ていますので IHコンロが悪いとは言えません。

今の時点で言えることは、
50〜60Hzの電源周波数の電磁波が4mG以上だと、小児ガン発生率を高めるが 2mG以下であればそのようなことは無い。 WHO公式では発がん性カテゴリー2〜3に分類され、コーヒーやお茶、カフェインと同類。 ただし、IHの使用する周波数の電磁波についてはまだ影響は確認できていません。 ということだけです。

影響があるかもしれないし、ないかもしれない。 海外ではIHコンロを禁止しているところもあるようです。
しかしIHの営業の方は、他の家電も出てますし、基準内ですから安心です。と言います。
他の家電も出てるからIHが出してても良いのか?
人体への影響が分っていないのに、基準内って言われても基準って何なのよ?って感じです。 この営業さん信用出来ませんよね。

このIH営業さんの態度と言うかセールストークが嫌でした。
IH営業さんは電磁波問題ないと言い、ガス営業は電磁波問題と言う。 疑わざるは白か黒の違いですが、明らかなのは 営業さんたちは私達消費者の健康ことは数字の次ですよ。

コンロのまとめ

IHガス
メンテナンス×
使い勝手
導入コスト×
ランニングコスト
環境×
その他
IHを選択する人は、料理よりも料理後の片付けを重視環境にやさしいのではなく、自分にやさしいと言うことになってしまいますね。
コンロについては以上です。
給湯器については「給湯器は電気か?ガスか?
でご紹介します。

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