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環境にやさしい?エコバッグ

このページを見ていただいたと言うことは、良くも悪くも 「エコバッグ」に興味があると言うことですね。

近年、エコバッグがメジャーな存在になってきました。 環境にやさしいだけではなく、オシャレなものやカッコイイもの色々見かけるように なりました。
そんなエコバッグですが、疑問の声もあるのも事実です。
エコバッグのある生活でもご紹介していますので ダブってしまう部分もありますが、ご了承ください。

【予想】レジ袋を廃止して環境に良いことは?

  • 原料の節減
    日本で全てのレジ袋を廃止したとすると、石油の0.176%の資源を削減出来ます。
  • ゴミの削減
    レジ袋は結局ゴミになってしまうので、レジ袋分のゴミは減ることになります。
  • 自然界への影響
    レジ袋は、簡単には土に返りません。またポイ捨てされたレジ袋を口に入れてしまう動物・魚も減るでしょう。

私に予想できる範囲ですと、このくらいしかありません。
もし、これ以外にこんな効果があるのでは?と言うご意見がありましたら、ご教示頂けると 幸いです。
ご意見はこちらから

検証

お店ではマイバッグ推奨レジ袋有料化環境に優しい、とレジ袋廃止の方向で 動いているのは、一般的な情報としてみなさん受け止めているかと思います。
ここでは上記3点を検証してみたいと思います。

原料の節減

レジ袋の種類と素材
レジ袋には、材質の違いからいくつかの種類が存在するようです。

  • ポリ塩化ビニル・・・
    殆ど使われていない。焼却するとダイオキシンが出る可能性がある。
  • ポリエチレン・・・
    安くて強い高密度ポリエチレンが使われる。 ダイオキシンは出ないと言われている。
  • ポリプロピレン・・・
    たまに使われている。見栄えは良いが耐久性に欠ける。
  • 炭酸カルシウム入り・・・
    焼却時熱カロリーを下げ、炉を傷めにくい。 また酸性雨の原因の一つである塩素系化合物を吸収しやすい。が焼却灰が増える。 強度が落ちる

原料の節減
レジ袋は石油から作られていることは、何となく分ってはいましたが、 実際どんな工程で出来るか分らなかったので、調べてみました。
石油精製工程 原油が精製されると、燃料分として93〜95%が出来上がります。
残り5〜7%がナフサです。
レジ袋の原料であるポリエチレンやポリプロピレンなどは、この ナフサと言われる生成物から作られています。
このナフサの用途の約20%がレジ袋と言われています。
その昔、ナフサは捨てられていましたが、現在はプラスチックや化学繊維に使われています。 捨てられていたナフサの有効活用がレジ袋などだったのです。
日本全体で、どれ位の節減が出来るかというと、「マイバッグのある生活」でご紹介した通り 、5.5億/3,124.4億=0.176%の資源の削減になります。

日本ポリオレフィンフィルム工業組合データでは レジ袋1枚のエネルギー量を原油に換算すると、
レジ袋に物として固定された原油 11.5ml
製造工程等でCO2等になった原油 6.8ml

しかし・・・
日本で削減出来たとして、ナフサは新興国での需要が高く、そちらに流れていく可能性が高いです。
ナフサを作るために原油を精製しているわけではないので、世界中でレジ袋が無くなったとしても ナフサ:エチレン等は別のものに加工されるので、石油の消費量は代わらないのかなと思っています。 燃料精製する過程で出来る物質ですので、仮にナフサの需要がなくなると 廃棄物になってしまう可能性がありますね。

生活では
家庭のゴミ箱に被せる、生もの・生ゴミを入れる。レジ袋が無かったらどうしますか? 代用品を買ったりしませんか?
そうなんです、買ってしまうんです。それでは意味が無いですよね。

ゴミの削減

レジ袋の最終的な使い方は、ゴミ&ゴミ袋です。 1年間に約300億枚(1人1日約1枚)がごみになっています。
レジ袋を貰わなければ、このゴミが削減できることは言うまでもありません。 しかしそれは、代用品の袋を買わないことが大前提になります。
マイバッグで、ゴミ袋を購入している人は、不思議な光景になるんですね。

話は変わりますが
焼却場では、ゴミを燃やすときに温度を上げるために燃料を使うことがあるそうです。 温度を上げず焼却すると、ダイオキシンなどの有害物質が排出されると言う理由です。
レジ袋の原料は石油です。ゴミの中にレジ袋があると、焼却炉の温度を上げるのに有効だそうです。 仮にレジ袋が無くなったら?燃料が余計に投入されることになる可能性があります。

自然界への影響

ポリエチレンやポリプロピレンのようなレジ袋は生分解性ではありませんので、 簡単には土に返りません。
捨てられたレジ袋を野生の動物・魚が飲み込み窒息するといった問題も起きています。 半端に丈夫なので、胃に入っても分解できず命を落としてしまう場合もあります。
また、不法投棄、海岸への漂着など景観の悪化も問題とされています。 一番の被害者は動物達かも知れません。

まとめ

マイバッグを使用したとして、

  • 原料の節減になるかと思えば、代用品のゴミ袋
  • ゴミが減るかと思えば、代用品のゴミ袋
  • 被害を受けていた自然界の動物も、代用品のゴミ袋

レジ袋を貰わなかったとしても、代用品のゴミ袋がどうしてもネックになってきます。
本当に環境問題を考えるのであれば、マイバッグ+代用品を買わないこと。ですね。

その他

マイバッグ、エコバッグ運動にはいくつかの謎があります。

  • なぜ代用品のゴミ袋を製造・販売しているのか?
    前項の通り。レジで貰わなくても買っていては意味が無い。
  • なぜに有料化1枚5円?
    レジ袋は1枚約5円のコストが掛かります。
    お店はこのレジ袋を廃止することによって、コストを削減できるはずです。 ポイント制のマイバッグなら5ポイント(5円)が普通ですが、 ただただ有料のところがあるので面白い。
  • マイバッグの材料
    資源を節減できると言っておきながら、エチレン系バッグを大量に製造している意味が分らない。 麻などの材質なら良いのですが、野菜果物などの汁が染み込んで臭〜くなるので 頻繁に選択して、水質汚染。

レジ袋をゴミ袋以外の使用法が無いのか?リサイクルは出来るようですが、 実際はあまりないようです。
レジ袋を回収し固めて固形燃料とか、出来ないのでしょうか。

レジ袋製造会社では廃業したところもあり、この活動による被害者とも言えます。 逆にマイバッグを製造している会社は、波に乗れているのでしょう。

結局、「環境に優しい」と言うイメージを商売に使っているだけのような気がしてなりません。

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