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ゴミ問題

経済の成長に比例して、企業や一般家庭の出すゴミの量が急激に増加し、「ゴミ問題」が深刻になっています。
使い捨て商品であったり容器であったり、私達の生活が便利になればなるほどゴミが増えていると言っても 過言ではありません。

ゴミの何が問題か?

私達が生活するうえでは、少なからずゴミは出てしまいます。そんなゴミはいくつもの問題を抱えています。

焼却施設の問題

塩素を含む廃棄物の焼却によってダイオキシンが発生します。 小さな工場や家庭にある焼却炉(ドラムカン型等)が廃止され、廃棄物の焼却処分が禁止されました。
仕事では、焼却炉処分時の環境測定に何度か立ち会いました。

最終処分場の問題

ゴミを焼却処理した場合、最終的には焼却灰が発生します。 この焼却灰の処分する場所、埋立する最終処分場が必要となります。

最終処分場に埋め立てられる焼却灰には、重金属やダイオキシン類などの有害物質を含むものもあり、 このような有害性のある焼却灰は「特別管理廃棄物」に指定されます。
しかし処分場によっては、有害物質が環境中に拡散してしまう問題が発生しています。

最終処分場が山間部でしかも水源地近い場合、水によって溶出され周囲を汚染する可能性が高く、 新設反対や既設改善運動が起きている地域もあります。

焼却せず埋め立てされる一般廃棄物の最終処分場の残余年数は、2004年3月末で約13年分。 産業廃棄物では、約6年分しか残っていません。

不法投棄の問題

正規の処分を行わず、人目に付きにくいところ山の中などに捨てる不法投棄が行われています。 不法投棄は犯罪ですが、直接的な取り締まりが難しく後を絶ちません。 そこでマニフェスト制度が導入されました。

2005年現在で、不法投棄された産業廃棄物は少なく見積もっても1500万トン以上で、 その処理には1兆円以上の税金が必要となると環境省は試算しています。

医療廃棄物の問題

医療器具は、感染症に関する問題があり「使い捨て」る事がとても多いです。 これらも、不法投棄されることがありました。 不法投棄の取締りが強化されたため、減少傾向ではあります。

建築廃棄物の問題

アメリカの一般住宅の平均建て替え年数は75年、イギリスで44年と言われていますが、 日本では26年と言う短い周期で建て替えられています。 (参照:森林破壊の原因

初期投資が多少高くても住宅の寿命を伸ばせるような開発を行わなければなりませんが、 殆どの住宅メーカーは「価格」であったり「快適さ」であったりを売りに出していますし、 そうでないと売れないと言う現状もあります。

誰がどれくらい出している?

日本の家庭から出るゴミはどれくらいあるかお分かりでしょうか? 一般廃棄物である家庭ゴミは約3500万トン(2004年調べ)です。
1人1日800gの計算です。 一般廃棄物でもオフィスや飲食店から出る事業系ゴミは約1500万トンです。

1人1日800gが多いのか少ないのか?と言う所ですが、 アメリカの都市部では1日2〜3kgと言われています。 逆に少ないのは南アメリカやアフリカ、アジア等の田園地帯で1日100g以下です。

日本の場合の800gは全国平均ですので、まぁ平均的な数字だと思います。

ゴミの処分方法は?

一般廃棄物は、
  ・直接埋め立て
  ・焼却
  ・中間処理(破砕、圧縮)
等で、最終的には埋め立てられますし、産業廃棄物も埋め立てられます。 結局ゴミは埋め立てられるのです。
焼却される際に、発電や熱水プール等に有効利用されているところもあります。
以前、仕事でお邪魔したクリーンセンターにも温水プールがありました。

ゴミが増える原因?

人が便利・快適に生活するために色々な進化があります。 古いものは壊れたり使えなくなったり、または飽きてしまったり。 企業やメーカーは新しいものを開発しますし、マスコミなども新しいものを紹介しています。 消費者も新しいものを求めています。

新しいものを買えば古いものが要らなくなる、ゴミに出してしまうのです。 物が有り余っているのですね。
このサイクルを止めることは難しいかも知れません。自分達の生活が不便になりますから。 ゴミは完全有料化にすると、不法投棄が増えそうですしね。 企業・メーカーが完全注文販売にしてしまうとか?

私達に出来ることは?

ゴミを完全に無くす事は無理でしょう。 私達に出来ることは、出来る限りゴミを減らすこと。

また「ゴミ」と決め付けないで、何か利用できないか?と思うことです。 自分が要らないから「ゴミ」と思っても、他の人は「欲しい」と思うかも知れません。
そう、リサイクルですね。
近年リサイクル店を良く見かけますが、非常に良いことだと思います。

また、多少高くても長持ちする物を選んで購入することも、ゴミを減らす1つです。

3R(経済産業省3R政策)

3つのR活動
 Reduce(リデュース)・・・廃棄物の発生抑制
 Reuse(リユース)・・・・使用済み製品などの適正な再利用
 Recycle(リサイクル)・・最終的なリサイクル

この中では「リデュース」が最優先とされていますが 政策として打ち出したのは、リサイクル推進のために「容器包装リサイクル法」「家電リサイクル法」「建設リサイクル法」 「食品リサイクル法」です。 言ってることとやることが違うのはお約束ですね。

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